パースのお料理教室 Matters of Taste Cooking School
まずは、お知らせとお礼からです。 先週まで開催していた秋の和食レッスン、 参加してくださった方々が、ご自身のブログで素敵にご紹介いただきました! *Chieese Diary Chieese07さま *こぶた三姉妹のTon Ton Cafe トントンままさま とてもうれしく見せていただきました。お二人ともありがとうございました。 パース二日目です。 あまり時間がない中、参加できるお料理教室を探し、スケジュールに合ったこちらをネットで見つけ、日本から予約しました。 オーストラリアらしく?広いスペースにオープンキッチンの設備が備え付けられています。 到着したらすぐ、スパークリングワイン飲む?と聞かれました。ウェルカムドリンクです^_^ もちろんうれしくいただきました。 参加者は全部で20人くらい、たぶん私以外は地元のオーストラリアの方々かな、という感じ。 平日の朝ということもあり?マダムっぽい人が多いです。でも皆気さくでフレンドリー。 今日はシーフードがテーマ。 パースで高級鮮魚店を経営する女性(パース生まれ、パース育ちとのこと)が今日使う魚介類(ムール貝と白身魚でした)について説明しました。 人にも、そして家庭にもよるでしょうが、オーストラリアの人は日本人ほど魚を食べていないかもしれないなという印象を持ちました。同じテーブルにも、実家では全く魚を食べなかった、食べる習慣がなかった、と話していた人がいました。昔住んでいたアメリカでも、ふだん魚ってほとんど食べないかなと言う人がいてびっくりしたのを思い出しました。 実際にお料理を担当するのはこのクッキングスクールの先生たち。 テキパキと作業は進みます。 まずはムール貝とリゾーニ(お米のようなパスタ)、アンドウジャのカラブリア風。 アンドウジャ(‘Nduja)というイタリアのカラブリア地方の、柔らかく熟成させたサラミを辛いペースト状に加工したものを使います。これがポイント。耳慣れない食材でしたが、周りのマダムたちも聞いたことがないと言っていました。せっかくなので買って帰ろうかなあ。 ワインとプチトマトも入って、アンドウジャの旨味も効いてなんとも言えない美味しさでした。お米のようなパスタがスープを吸っていましたが、残ったスープにも先生の焼いてくれたサワードウブレッドを浸して完全に食べきりました。 メインは、白身魚のカフィアライムバターソース。カフィアライムとは、タイ料理に欠かせないコブミカンのことで、実ではなく葉を使うのですが、オーストラリアで、そしてタイ料理以外でこれが使われていることに驚きました。私もまだまだ頭が固いですね(^^;; 付け合わせに紫のカリフラワー、グリーンアスパラガス、グリーンピース、そしてオーブンで焼いたポテト。野菜は全て地元のものとのこと。 紫のカリフラワーのインパクトは大きいですね。 デザートはレモンスフレ。 意外だったのですが、甘さを抑えたすっきりした味でした。だいたい海外のデザートは歯が溶けそうに甘いことが多いのですがこれは大丈夫。レモンが効いていました。 同じテーブルでお隣に座った、多分70歳くらいのオーストラリア人マダムと色々おしゃべり。とても優しく良い方でした。 ラグビーのワールドカップ、日本は本当に凄かったわね、なんて褒められてとってもうれしかった私でした! 日本から来て、自宅でお料理を教えているなんてことも話していたのですが、せっかくだし色々聞いてみようと思い、 家庭でよく作るオーストラリア料理は何ですか?と聞いたら、マダムは考え込んでしまいました。その隣のおばさまは、そうねえバーベキューかしらね、と言うので、できればキッチンで作るもので何かないですかと質問したところ、わからない、先生に聞こう!ということになりました。 先生も、これといったものはないかも、という答え。オーストラリアは大きな国で、場所によって気候も違うし色々な人が住んでいる、というのがひとつ。そして、例えばトマトソースのパスタはよく作るけどそれは本来はイタリアンだしね、とのこと。今日習ったお料理も、ムール貝はイタリア風で白身魚はフレンチっぽいでしょ、と説明していただき納得しました。 食べるものの話って本当に楽しいです。 スクールの中にはオススメの調理器具や鍋類も。眺めるのも楽しかったです。 いつかもし機会があれば、実習のあるレッスンも受けてみたいです。
by traveling-cooking
| 2019-10-26 07:33
| 海外のお料理教室体験記
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Comments(2)
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chieese07 at 2019-10-26 12:32
Hiroko先生、
こんにちは。ご旅行中のお忙しい中ブログに リンクをして下さって、ありがとうございます。 感激です♪ オーストラリアのお料理教室レポ、普段我が家(日本?)では登場しない食材が多く、楽しく拝見致しました(^v^) 紫のカリフラワーは衝撃でした(笑) お忙しいと思いますので、返信コメントは不要ですよ~♪ 取り急ぎ、お礼まで!でした(^v^) Have a nice trip and take care!
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traveling-cooking at 2019-10-26 23:11
こちらこそ、本当にありがとうございます!
紫のカリフラワー、衝撃ですよね。着色?かと思ってしまう色でした。 でもこれ、日本にもあったらいいなと思いました。使い方を考えるのも楽しそうです。 お気遣い感謝です!天候不順のようですが、お身体ご自愛くださいね! |
旅、美味しいもの、そしておもてなし。
おもてなしといっても、ごくカジュアルな、お友達と一緒に楽しめるひとときの提案です。毎日の食事作りも楽しくなるそんなレッスンを目指しています。 ぜひ、旅するKitchenに遊びにいらしてくださいね!
中学、高校、大学のそれぞれ半分をアジアとアメリカで送り、結婚後も夫の赴任でNYのマンハッタンで子育て。海外と日本を往復する生活を通して、環境適応力には自信ありです。自宅に人を招いて一緒にご飯を食べるのが何よりの幸せ、ひと月に35人という記録があります! KEYWORD: おもてなし教室、料理教室、海外旅行、海外、家庭料理、ホームパーティー、ニューヨーク、東南アジア、大田区
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