旅するKitchen

Happy Valentine's Day!

きょうはバレンタインデーですね。

バレンタインには、毎年ずっとガトーショコラを焼き続けていたのですが（何十年も(^^ゞ）今年はちょっと嗜好を変えて、ブラウニーを焼いてみました。

先日作った金柑の甘露煮を何科お菓子に使いたいと思っていたので、ちょうどいいかなと思い。金柑とチョコレートは合うんです。

そして、ブラウニーと言えばくるみ（と私は思っています）。加えて、チーズとワインのお供に買ってあったドライフルーツも（クランベリーとキーウイ）乗せることにしました。そういえばオレオも買っておけば良かったと思いましたが（以前オレオをチョコレートマフィンにのせたらけっこうかわいかったのです）また次回に。

ブラウニーは大きな型で焼いて、冷めてから四角に切り分けました。さすがに一度には食べられないので一つずつラップで包んで冷凍します。

夫と二人暮らしで、甘いものを食べるのはほぼ夫のみなので、消費も大変です。息子たちがいたころはすべて瞬間蒸発だったのがなつかしいです。

コロナがおさまったら、スイーツも大勢で食べたいな、と思ったのでした。

もうすぐ春

立春も過ぎ、寒い中にも少しずつ暖かさを感じる頃となりました。

年明けから緊急事態宣言でまたまた家で過ごす時間が増えていますが、私はなんとか元気でやっております。

また状況が落ち着いてレッスンを再開する日が待ち遠しいのですが、今は無理せず焦らず、皆様の健康と安全第一で、と思っています。

とはいえ、旅に出られなくなってもうすぐ早一年。

アクティブに動き回っていた日々が、今思えばまるで夢のようです。

行きたいところに行き、食べたいものを食べ、会いたい人に会う、

そんな毎日がほんとうに戻ってくるのかしらと思うと少し落ち込んだりもしますし、

毎日大変な思いをされている医療関係者やエッセンシャルワーカーの方々には感謝の気持ちしかありません。

売り上げが落ち込んでいる業種の方々のことも気になりますし、ほんとうに早く皆が安心して暮らせる毎日が戻ってくるのが待ち遠しいです。

気を取り直して、久しぶりの投稿ですのでやはりおうちご飯の写真をアップします。

これは数日前のランチ。

大好きな芽キャベツをパスタに入れてみました。

旬のものを使ってご飯を作るのは楽しいものです。

芽キャベツは蒸してバターをからめたり、シチューに入れたりするのが一般的ですが、最近は焼いて食べるのが好きになりました。

半分に切ってフライパンで焼いたり、オーブンに入れてローストしたりして食べます。ちょっと焦げ目がついたところが芽キャベツのかすかな苦みを引き立てて美味しいような気がします。下ゆではしなくてもOK。

冷蔵庫に残っていたしゃぶしゃぶ用の豚肉をみじん切りの玉葱と炒めてワインを入れ、パルミジャーノレッジャーノをすりおろしたものをたくさん入れてソースを作りました。あらかじめフライパンで焼いてあった芽キャベツとリングイネを加えてざっと和え、盛り付けたら上からもパルミジャーノレッジャーノをかける、という、とてもシンプルなパスタですがなかなか美味しかったです。

グリーンのお皿に、テーブルクロスも淡いグリーン。食材の色も緑で全体的にリンクしているかな、と思います。

パンは、田園調布のエスプリ・ド・ビゴ。

パスタは糖質が高いのでちょっとダイエットには厳しい食材ですが、食べるとやはり美味しくてまたすぐ食べたくなるのが悩みです。笑

今年もよろしくお願い致します

皆様、あけましておめでとうございます

と言うにはあまりにも日がたってしまいましたが、

今年もどうぞよろしくお願い致します。

どのようなお正月をお過ごしでしたか？

我が家は大晦日には次男のみ帰宅し、三人で年越しをしました。

昨年は元旦から連日、大勢でご飯を食べていたので、今年の静けさは新鮮ではありましたが、やはりちょっと寂しかったです。

お正月は、賑やかな方がいいですね。

3人用のお正月のテーブルです。

おせち料理は、食べきれるように例年より少なめに、ほとんど大晦日に作りました。

結婚以来35年間、海外にいる時をのぞいては作り続けているものなので、毎年少々大変ではあるものの、作らないとお正月が来る気がしなくなるのがおせち料理です。習慣というのは恐ろしいものです。笑

緊急事態宣言が再び発令され、先の見えない毎日ですが、なんとか今年後半には皆で集まって会食できるようになるといいですね。

来年のお正月は、家族や親しい仲間たちと、賑やかに新年会ができますように。

そして、早く落ち着いて、安心してレッスンに皆様をお迎えできるようになりますように。

クリスマスレッスン2020年終了しました

今年のクリスマスレッスンも無事に終了しました。

日々厳しさを増す感染状況に悩みながらのひと月、いつもより少ないものの7回開催することができ、今はただただホッとしています。

感染予防対策で、アルコール消毒可能なPET板をテーブルに置いたので、クリスマスには必須（と私は思っています）なキャンドル、そしてテーブル中央に置くはずのセンターピースが使えなくて寂しい限りでした。テーブルコーディネート的には気持ち的に不満の残る状況でしたが、”楽しみにしていました”と言いつついらしてくださった皆様の笑顔に、大いに助けられました。

常に換気しなくてはならないので、例年お出ししているノンアルコールスパークリングワインは断念し、温かいウェルカムドリンクを選びました。ルピシアのクリスマスティー、キャロル（ストロベリーとバニラの香り）と、ジングルベル（スパークリングワインの香り）の2種類をご用意し、お好みで選んでいただきました。お茶を片手に、テーブルの透明板を挟んでエア乾杯です。

メニューは以下の通りです。

☆アペタイザープレート　

○トマトとバジルのブルスケッタ　バルサミコビネガーがけ

イタリアンレストランでおなじみのシンプルなおつまみですが、失敗なく美味しく作るコツをいくつかお伝えしました。

○かぶのカルパッチョ　生ハム添え
かぶをスライスするだけ、の簡単レシピですが、オリーブオイルとレモンのかかったカブは新鮮な美味しさ、と好評でした。

☆サラダ

○グリーンサラダ　フランボワーズビネガードレッシング　パルミジャーノレッジャーノクリスプ添え
フランボワーズビネガーはアマゾンで入手可能。酸味の強いビネガーが、ドレッシングに華やかさを加えてくれます。パルミジャーノレッジャーノはすりおろして薄いクラッカー状にしてサラダにのせました。

☆スープ

○クリーミーシュリンプビスク
アルゼンチン産の生食可能な赤海老を、頭も殻もすべて使って丁寧にダシをとりました。塩もほとんど加えず、もちろんコンソメブイヨンも不使用な100パーセントナチュラルな味。本来の美味しさをお伝えできたかなと思っています。

☆メイン

○豚とキノコとカリフラワーのフリカッセ　サフランライス添え

フレンチのお惣菜、白い煮込みのフリカッセ。鶏が一般的ですが、今回は豚の肩ロースの塊肉をスライスして使用しました。こちらもコンソメブイヨン不使用ですが、キノコ類でうまみを出しました。

☆デザート

○チョコレートスフレ

カカオ分73パーセントのビタースイートチョコレートを使ったチョコレートスフレ。オーブンから出したての熱々をお召し上がりいただきました。スフレはテイクアウトの難しいスイーツ。レストランで食べるか、おうちで作るかの二択なのでぜひマスターしていただきたいという願いをこめました。

一年ぶりのレッスン、皆様とのお話もはずみ、毎回とても楽しく過ごさせていただきました。悩みに悩んで再開したレッスンがほんとうにありがたくて、感謝の気持ちでいっぱいでした。

来年は、コロナが収束したら美味しいものを探す旅にも出たいのですが、いつになることでしょうか。焦らず待ちたいと思います。

家族や大切な人たちと、楽しいテーブルを囲むことができる、明るい2021年になることを祈ります。


レモンのプレゼント

昨日、とっても素敵なプレゼントが届きました。

このところちょっとご無沙汰していた、山の実さんからです。

山の実さんは熊本にお住まいで、自然に囲まれた環境でオーガニックなガーデニングをずっと実践されている方で、お花やアンティークが大好き。

偶然が重なってパリでご一緒して街歩きをしたこともある、私とは不思議な、そしてうれしいご縁のある方です。

さすがのセンスの山の実さんからなのでラッピングも素敵で、開けるときから気持ちがワクワク、でしたが、

こんな立派なレモンとかぼすが入っていました！

私が柑橘大好きなのをご存知で、お庭で収穫したものをわざわざ送ってくださったのでした。ツヤツヤで実がしっかりしていて、果汁がたっぷり詰まっているのがよくわかります。もちろん無農薬。皮も使えそう！何を作ろうかしらと、昨夜も寝る前ベッドの中でもずっと考えてしまいました。

そして、お庭でたくさんのバラを育てている山の実さんらしく、素敵なバラのカード付き。

メッセージも心がこもっていて、読んでいて思わず顔がほころんでしまいました。

いただいたものだけでなく、思ってくださった、その気持ちがうれしいです。優しい山の実さんのお心遣いに触れて、私もしていただくばかりでなく、気持ちのプレゼントができるようになりたいと思ったのでした。